蓄熱型暖炉と薪ストーブの違いは何ですか?
2016年5月11日大きな違いとしてあげられるのが
- 設置環境
- 暖まり方
- 薪の消費
があります。
1設置環境
蓄熱型暖炉も薪ストーブも適した環境があり、逆にその環境下でないと十分な効果を期待できません。
建物の構造や設置する間取りなどが主ですが、薪ストーブを設置するに適した環境や蓄熱型暖炉を設置するに適した環境があります。
2暖まり方
薪ストーブの場合
火をおこしてからの暖体感が早いのが特徴です。
個人のパーソナルスペースでは常に暖かい必要性も低く、薪ストーブのように即暖効果を求める場所には最適です。
また、薪ストーブならではのヤカンを置いたりなども可能です。
蓄熱型暖炉の場合
蓄熱というワードの通り薪の燃焼が終わってからも蓄熱されたやわらかい熱をゆっくりと出し続けるのが特徴です。
その為、薪の燃焼回数が少なくやわらかい暖かさが継続されます。
薪ストーブと違い、その暖かさは空気だけでなく床を伝います。
家族が集まる場所や来客のある場所では、朝一度薪を燃焼させるだけで暖かい空間が保たれるので常に人がいる場所には最適です。
3薪の消費量
上記でも記載したように薪の消費量が大きく異なります。
即暖されるが冷めやすい薪ストーブと蓄熱される暖炉では燃焼回数が異なります。
但し、その空間にどの程度滞在するかでも燃焼回数は異なるため、ライフスタイルをしっかりイメージして選ぶことを勧めます。