岩手の暖炉 野崎商工

Fire Woodー 薪について ー

このページでは暖炉や薪ストーブに欠かせないについて、少し深掘りした情報をお届けします。

現在お使いの暖房器具はなんですか?

基本は3種類の薪

温度や燃焼時間を調節するために、大きく分けて3種類を用意します。 薪を使い分けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節しやすくなります。

  • 焚き付け用の細い薪(直径約2cm前後)
  • 中くらいの薪(直径約5cm前後)
  • 長い時間燃やす為の太い薪(直径約10cm前後)

針葉樹or広葉樹

薪ストーブに針葉樹は燃やせないと思っている人がいますが、それは間違いです。どんな樹木でも乾燥させてあればススはほとんど出ず、薪として使用できます。

一般的に密度の高い広葉樹は火持ちがよく、暖める力が高いのが特徴です。一方、針葉樹は広葉樹に比べ密度が低いため、薪割りがしやすく運搬も楽。着火性が高いので焚き付け用にも向いています。針葉樹と広葉樹を混ぜて使用したり、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。

樹種 熱量 割りやすさ 燃焼速度 火の粉 比重 着火性
ミズナラ
コナラ
クヌギ
ブナ
カキ
サクラ
アカシア
リンゴ
ニレ
ケヤキ
ナシ
クスノキ
シラカバ 良い
ポプラ
ウメ
カエデ
ヤナギ
クリ
カラマツ
アカマツ
スギ
ヒノキ
モミ

理想は水分含有率20%前後

切られてすぐの生木は、その50%が水分です。その木を薪として燃やすには20%前後まで乾燥させることが大切になります。十分に乾燥していない薪ではストーブの性能を十分に引き出せません。暖まりにくいうえに、燃やすとクレオソートやススが多く発生し煙突内に付着。煙突掃除をこまめにしなければ煙突火災の原因にもなりかねません。

薪は割られることにより空気に触れる表面積が大きくなるので、より早く乾燥させることができます。割った薪は風通しが良く雨のあたらない屋根の下で、少なくとも12~18ヶ月は乾燥させてください。太さや樹種にもよりますが、冬に切って2年間乾燥させた薪が理想の薪といえます。

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